HWAM社は従来のAutopilotシステムを元に、デンマーク技術大学(DTU)と協力、ヒートセンサー・酸素センサーによって、燃焼室内が常に最適な燃焼状態になるよう自動で給気を統制する完全電子化されたシステムを開発しました。自社のテストによると、このシステムの開発により、一般的な薪ストーブに比べ、薪の消費を5割削減することに成功。従来のAutopilot搭載の薪ストーブと比べても1割ほど削減という素晴らしい結果になりました。また、大量の煙を発生する原因となる不完全燃焼もこのシステムにより、防ぐことが可能になりました。
人の感覚では難しい最適な燃焼状態を実現するHWAM Autopilot HIS。
環境先進国デンマークが生んだ、ワムの成熟したテクノロジーをご覧ください。
WHY “Autopilot HIS”?
なぜ電子制御システムなのか?
薪ストーブ普及率は50%近くというデンマーク国内では、煙突から肺炎による大気汚染が問題となっています。デンマーク政府は2016年までに大気状況の大幅な改善を目指し、新しく製造する薪ストーブに厳しい排煙基準を設けています。そうした背景により、テクノロジーの分野で優れたHWAM社は研究を重ね、2012年、Autopilot HISを開発しました。今まで「人」の感覚に頼っていた空気調整は、時に不完全燃焼や過燃焼を引き起こしてしまいますが、燃焼室内の温度・酸素量を完全に数値化し、その値に適した最適な空気量を供給するというこのHISは、より完全燃焼に近い状態を作り出すことに成功しました。
このシステムにより、排煙量が大幅に削減され、世界で最も厳しいとされるノルディック・エコラベルの排煙基準の半分以下という素晴らしい結果を生み出しました。より環境に負荷をかけないストーブとして、ヨーロッパをはじめ、世界中で評価も高まっています。
かんたん操作で広がる、薪ストーブの愉しさ
薪ストーブには憧れるけど、着火して温度が上がるまでの空気調整をしたり、薪を追加したり、なんてとてもいそがしくてできない・・・、それに昼間は留守のことが多いため、寒い中帰ってきてブルブル震えながらストーブを付け、暖かくなるまで何時間も待つなんて・・・と薪ストーブは手のかかるもの、と思っていた方へ。
HWAM Autopilot HISなら、薪と焚き付けに着火し、リモコンでお好みの温度設定をするだけ。あとは自動で最適な燃焼状態にしてくれるので、火が付くまでストーブとにらめっこしている必要はありません。着火したら、あとはHWAM独自の対流システムが働き、お部屋をまんべんなく暖めます。 薪が燃え尽きる前に、補給のタイミングをセンサーが感知してアラーム音で知らせてくれるので、うっかり火が消えてしまう心配もありません。薪ストーブをもっと身近に。私たちはそのお手伝いをいたします。
WHAM Autopilot IHS 対応機種
WHAM Autopilot IHS 着火の仕方